一番 驚いた ごみ屋敷 について

ここまで、色々なごみ屋敷を紹介してきました。

銀世界なものから・・・ワインだらけ・・・防音機能付き・・・などなど細かなものを含めればもっといろいろありますが今回はそういう見た目で驚いたごみ屋敷というよりは作業中にあってびっくりしたごみ屋敷について書きたいと思います。

この現場も一、二年前だったとおもいますがごみ屋敷片付け史上で一番驚いたことだと思います。

私も色々な現場をやってきました。

SPばっかり出てくる現場・・・

NH、IHばっかりある現場・・・

GやらNやらたくさん出てくる現場・・・

首元にGが張り付いたことで叫んだことは何度も・・・

思い返せば色々な現場がありすぎますがそんな中でも一番印象に残っている現場ともいえます。
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実際のごみ屋敷の片付けを行ったのはその年の1月・・・

現場事態はその年の前年に見積もりと一部の片付け作業を一緒にやるために12月にその現場にはいっていました。

現場はよくある1DKのアパートで居住者の方が疾走してしまったたため、その部屋の中身をすべて片付けたいとのことでした。

現場の荷物量は台所は部屋、トイレ、ふろ場への導通以外はすべて胸ぐらいまで段ボールがつかねてあり、奥の6畳間は胸ぐらいまでのごみと趣味のCDやDVDなどが大量に置いてある部屋でした。

ただこの部屋を見たときは何も知らなかったのですがその見積もりと一部作業の時は台所付近の荷物だけを片付ける予定でお伺いしました。

当然その時はもともと依頼をいただいていた台所付近の片付けと6畳間の見積もりをするだけだったので台所を片付け、奥の6畳間を見積もってその日は帰りました。

その現場については失踪して連絡が取れなくなってからしばらく時間を置きたいということともしかしたら連絡があるかもしれないのでということで1か月後の1月に作業をすることになりました。

当然ここまではいつものよくある話でしたがここからがいつもと違います。

 

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作業日である1月某日。

私と数名の作業員でその現場の片付けにあたりました。

この現場の場合、玄関側と台所付近は比較的最初に片付けておいたため、場所が広がっており作業を進めていく上では比較的やりやすい状況ではありました。

ただ、6畳間の駐車場がわに窓がありそちらから荷物を出さなければならないため、台所と窓側の両方から荷物を出す方向で作業を行っていました。

当然荷物が多く、こちらで仕分けをしながら半日以上作業をし、あと、少しで床が見え、導通がつながる直前に長い大きな棒状のものがありました。

私がそれを見つけたときに最初なんだかわかりませんが毛布らしきものがかかっていてフレームらしきものがあったのでやつれたソファーかなにかと思っていました。

ただ、荷物を出していき導通がつながる直前に埋もれていた毛布をはがしたときに気づきました。

「あぁ、ご本人か・・・」

この現場は居住者の方が疾走したわけではなく、荷物に埋もれたまま1か月半ほどこの状態を放置されてしまったのです。

正直、私も本人がここにいるとは思ってもいないし、見積もりの時と状態が全く変わっていないため、全く気づきませんでした。

何せ一番高い場所にある頭の部分から上に30cmぐらいCD関連の荷物がかかっていたことからもわかる通り、足元のあたりまでくると90cm以上ごみがかぶってしまうのでそれまで気づきようがありませんでした。

そこから考えてもこの状態は最初見たときは異常な状態と思いました。

ごみ屋敷でとうとう事件がとまで思いました。

 

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とりあえずはご親族に連絡をし、警察立ち合いの元、現場検証が行われ、親族の方が身元を確認し、本人であることを確認しました。

この時点で周りは珍しく雪が降り、作業も中断、警察の検証の状態次第なので作業も一時中止だろうと話していたら、外傷もなく事件性が薄いので作業を進めてもいいとのこと・・・

他の作業員は手伝いに来てもらっている人もいるが人がなくなった現場はやりたくないという人と、仕事がないと思ったので別の仕事を入れた人など翌日すぐに作業を進めることができないため、私一人で作業日数延長で作業を行う形となりました。

翌日、翌々日と作業を進めていき、作業自体が完了したころ検死の結果が分かり聞いたところ直接の死因はくも膜下出血であることが判明、発症したときに激痛が走るくも膜下出血の痛みで暴れた際に高く積み上げたCDに埋もれてしまったのだろうという話だった。

 

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この話を聞いたときにごみ屋敷を作るのは自分の勝手という居住者がいると思うが実際には片付けてあればこれほど日数がかからず見つかっていたと思う。

少なくとも最初にテレビなっているといって見に来た大家さんが見た時点ではわかっていたことだろう。

そういう意味でも発見の遅れを招いたのは間違いなくごみ屋敷そのものだった。

それをかんがえたら簡単にごみ屋敷は自分の勝手などとは言えないだろう。

 

今回、言いたいことはごみ屋敷は作らないほうがいいということですが特に自分の枕元などに高積みの荷物を置かないほうがいいだろうということです。

ちなみに雪崩などと同じできれいに重量が全身にかかると手足を動かすこと自体が難しいという話もありますのでそういう風にならないために荷物を高積みしないことをお勧めします。

どちらにしてもごみ屋敷を作るメリットはこれっぽちもないとは思いますし、日ごろから片付けることで防げることです。

 

 

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