
今まで私も色々なごみ屋敷の片付けをやってきましたがこれから書くごみ屋敷の一例はネタかというほどの現場です。
とりあえず、書いていきます。
① 一面銀世界のごみ屋敷
何年か前にやった現場のひとつに一面銀色に輝くごみ屋敷を片付けたことがあります。
銀世界・・・非常に表現がいいのですがきらびやかな銀色の世界を指しています。
私がこの部屋を見たときに思ったことは一面すべてがすごくまぶしいーと思いました。
そうは言ってもみれば一目でわかる銀色の物体・・・それは缶ビール・・・その中でもA社S・Dの空き缶が部屋一面に転がっていました。
転がっていたという表現よりも一面に何層にもなってつかねてあったというべきでしょうか?
初めて見たときは夜でしたが蛍光灯の光が銀色の鏡面に反射してキラキラ光っていたのを覚えています。
とにかくこの部屋のすごいところは大半がアルミ缶でつぶしていないものでしたがアルミ缶単体で5立米相当の量があったことです。
片付けるときも通常は袋に入れて運び出すのですが量がすごかったのでベランダの枠からダクトをトラックの荷台につなげて集めた順にダクトを使ってトラックに流しいれてやる方式をとりました。
ここまで同じものが多いとある意味すごいなぁと感心した現場でもあります。
ただ、ビールの類は虫を呼び込みます。この現場は建物が気密性が高く、それらの存在した形跡がなかったのですが、気密性の低い建物だとビールのにおいにつられて虫が寄ってくるので早めに片付けることをお勧めします。
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② ボトル ごみ屋敷
この部屋も何年か前にやった現場ですが団地の一室を荷物の置き場に使用しているいう話でそこを片付けたいということで見積もりにお伺いし驚愕の現場であることが発覚した現場です。
電話では聞いていたのですが現場を見てびっくり。
一面、段ボールに入った大量のワインがそこにありました。
その量がすごい。六畳3間分、1.5mまで段重ねしている状態でした。
なぜにこれほどあったのかお伺いしたところ、一時期のワインブームの時にどっぷりワインにはまってしまい、当時は直接1箱2箱輸入し半分ぐらい飲んで半分を売るなどすると輸入の代金が相殺されたので大量に購入されていたそうでとにかくすごい量がありました。
その時にお伺いしたのがワインを管理するのに鉄筋コンクリートの建物は断熱性が高いので終日エアコンをつけっぱなしにしておけば大型ワインセラーになるという話。
確かに理屈としてはあっているのですがエアコン事態の前にかなり荷物が置いてあり、エアコンの風が滞留していなかった事とエアコン自体が故障してしまった結果、温度管理ができなくなってしまい、ワインのコルク付近がかびてしまいほとんどが飲めなくなっていました。
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そうなるとすべてのワインの中身を捨てることになるのですがワインはコルクで栓がしてあるので中身を抜くのに時間がかかります。この現場に関していえば8割がワインだったのでコルク抜き専用工具と中身出し用の治具を作成して相当早く中身を抜ける状態にしたと思いますがワインの中身を抜くだけで2日半かかったので非常に印象に残っています。
ちなみにワインの瓶だけでこの現場も5立米あったので相当な量があったことは想像していただけると思います。
ちなみに風呂桶の小さめのものだったら4、5杯はあったと思うのでワイン風呂にあこがれている人でしたら夢に出るシチュエーションだったかもしれません。
それ以外でもこの部屋の持ち主の方は凝り性で残りはすべて捨てるけど、結構なものがあるからどうぞと言っていただいたので色々なお酒をもらった覚えがあります。
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ただ、貰い物のお酒で特に古酒に関しては注意が必要です。
特にアルコール度数が高いお酒は殺菌されている的な考えで飲むとあたります。
お酒でも腐ってしまうお酒があります。
それは一般的なところでいう日本酒とワインです。
温度管理がされていればどちらも長期にわたって飲めるものですがどちらも管理が悪いと発酵してお酢になってしまいますので長期保管されている日本酒などを飲むときにはよく味見して自己責任で飲みましょう。
また、逆にそれほど、温度管理がなくても比較的大丈夫なのが蒸留酒です。一般的になじみがあるのは焼酎、ウィスキー、ブランデー、ウォッカなどでしょうか?
この辺りは比較的飲めるものが多いらしいですがやはり製品の状態が保証できないものは自己責任で味見してから飲むことをお勧めいたします。
この他にもワイン屋敷では色々なお酒がありましたが私は一切アルコールをやらないので一緒にやった人たちは喜んで作業をしていました。
どちらにしても、しっかり管理されていれば宝で管理しなければごみとなってしまったもったいないごみ屋敷の事例です。
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以上、簡単ではありますが変わったごみ屋敷の事例でしたがいかがだったでしょうか?
色々なパターンのごみ屋敷が世の中にあるといったことが分かっていただけると思います。
私としてはもう少し、変わった事例があるのでその辺も記載していきたいと思っています。